2011/12/10 ハマチ
【ふとぺん丸・ミノぺん丸・猛ポップ丸】

Angler:山田氏

BOAT:オンリーワン
小浜ライトジギング&キャスティング

ロッド:ソルティガゲーム68S-3
リール:OMOTO SEVERO3000EURO
ライン:UVF ソルティガ 8ブレイド+Si 2.5号
リーダー:シーガー リアルFX 10号
ルアー:ふとぺん丸12S DECOY Y-S21 #1/0
猛ポップ丸14F DECOY Y-S21 #1/0
ミノぺん丸14S DECOY SW BIG #2/0

敦賀~小浜にかけては水深50m程度の比較的浅い近場のポイントで気軽にライトジギングが楽しめることや北陸の11~2月はハマチ(ツバス)の数釣りシーズンということもあってどの船も週末は多くのアングラーで賑わっています。
太平洋側と異なり潮がとても緩い海域で漁礁をピンポイントに攻める時や青物の感度が出て複数人が同時にヒットするような時以外は船をドテラで流しながら広範囲を探っていくスタイルが主流です。
敦賀~小浜では潮が緩いおかげで小型ジグでも容易に底が取れることに加え、小型ジグに圧倒的に分があるので多くのアングラーが100g以下(60~80g)のジグを使用しています。
乗合船で左右を交代しながらのドテラの場合、風上側はジギングに適したポジションですが風下側はアンダーでフル キャストしてジグが船の下にくる頃にピックアップするスタイルになります。
しかし、小さなジグでは着底する頃にはジグが船の下を通過してラインが船の下に入ってしまい、隣同士はもちろん反対側の人とオマツリしたり、ペラにPEラインを巻かれる方をよく見かけます。
前回、敦賀の船に乗った時も、今回、小浜の船に乗った時もこういったトラブルが多くせっかくコンスタントに釣れる状況であってもうまくジグやラインをコントロールできずライントラブル等で思うように釣りができてない方が多くいるのが実情のようです。
輪島のように片舷のドテラが主流の海域ではこういった状況は無いですし、丹後などでこういう状況になれているアングラーでしたら特に問題無いかもしれませんが、お手軽にライトジギングが楽しめる海域だからこそドテラに慣れて無い方でも楽しめるように当日はアンダーキャストの練習やジグをピックアップするタイミングなど僭越ながら周囲の方にはアドバイスさせていただきました。
こういった状況下では少し重いジグを使って底取りを早くし、手返し良く探ることで好釣果に結びつけることも可能ですが追い風なのでキャスティングゲームに適した状況でもあります。
他の海域では風上側ではジギングをして風下側(追い風)ではキャスティングと状況に応じて攻め方を変えるのは常識だと思われる方もいるかと思いますが、敦賀~小浜辺りではまだキャスティングゲームが浸透しておらず、キャスティングタックルを持ち込む方が少ない上にアンダーキャストもままならない方もたくさんいます。
ジギングオンリーでキャスティングゲームに縁が無かった方やこのような状況下で釣り辛い思いをされている方などより多くの方が終日釣りを楽しめる為に少しでも参考になればと思います。

この日も水深50m前後のポイントでボトムから水面下10mくらいまで青物の感度があり、ジギングでは中層から上でよくヒットしていました。
こういった状況ではアピール力のあるルアーで水面をバシャバシャと誘ってあげるとたくさんのハマチが浮いてきて積極的にアタックしてくれます。
この日も20人以上が乗っている状況でキャスティングをしているのはボクだけでした。
終日、ナブラができることは1度もありませんでしたが、ふとペン丸12Sをアンダーでフルキャストして強風の影響で波立つ海面をスプラッシュさせたり潜らせて泡引いたりさせると勢い良くハマチがチェイスしてきて立て続けにヒット。
ルアーの後ろを5~10匹のハマチがワラワラと船縁までチェイスしてきて船まで7~8mという至近距離でもヒットしました。
同船者には初めてバコっと水面でヒットするシーンを見た方もいたようで熱い視線を感じながらのワンマンショーになってましたね(笑)
船を移動し流し方を変えジギングで遊んだ後、再度キャスティングに切り替えるもなかなかチェイスが無い場面もありましたが、そんな時は猛ポップ丸14Fで派手にアピールすることでたくさんの魚が浮いてくるのが目視できるくらいでした。
魚が小さいせいかなかなか猛ポップ丸ではヒットまで至らないので、ミノぺん丸14Sにチェンジして上ずってきたハマチの上を控えめにドッグウォークさせたり潜らせたりすると面白いようにヒットしました。
この日は途中でペンペンの群れに遭遇し、ふとぺん丸12Sでもミノぺん丸14Sでも派手にバイトしてくれまさに1投1殺でした(笑)

敦賀~小浜の船の多くはエンジンを切らずにシャローをドテラで流すのでミニボートやプレジャーの釣果と比較するとその影響は大きいのでは思っています。
そんな場合でも圧倒的な飛距離が出る猛闘犬丸のルアーであれば船のプレッシャーの少ない広範囲を攻めることができるのでとても頼もしいです。
ふとぺん丸、猛ポップ丸、ミノぺん丸とどれも飛距離、操作性に優れた使いやすいルアーですが、どの海域においても使い分けながらゲームを組み立てることで多くの釣果を上げることはもちろん、比較的いいサイズが釣れるのではないかと思います。

本来、オフショアではナブラ打ちに多用される小型ルアー達ですが、北陸近海においいてはブラインド状況下でも十分にゲームが成立すると思っています。
魚が大量にいる海域なのでジギングだけで十分釣れるという声もあるかとは思いますし、キャスティングメインの船が無いので場合によっては使わないこともあるかもしれません。
いろんな考え方があるとは思いますが、このように状況に応じてキャスティングとジギングをスイッチしながら攻めることで近海でも、小さなターゲットでもより釣りの幅が広がるのではないかと思い今回の報告とさせていただきます。